青白磁とは?
青白磁とは白磁の一種で、中国で皇帝たちに愛されてきた特別な器です。中国では釉薬がたまった部分が青く見えることから「影青(インチン)」と呼ばれています。
後周の皇帝が「雨過天青雲破処(うかてんせいくものやぶれるところ)の器を持ち来たれ」と命じて焼かせたのが最初であると言われています。「雨過天青」とは、雨上がりの雲の切れ間から見えるしっとりと水気を含んだ空の色のこと。最高級の「雨過天青」は南宋時代に完成しました。
※雨過天青:物事が好転するたとえ。雨がやみ、空が晴れ渡り明るくなる意から。
藤巻製陶オリジナルの青白磁
有田焼の窯元「藤巻製陶」に本シリーズの制作を依頼。藤巻製陶は高い技術が求められる青白磁を得意にしております。
内側に釉薬を2度施すことで釉だまりを作り、水分を含んだ空の色を表現しています。
アクセントの「縁錆」
縁にはうっすらと錆が巻かれています。器の雰囲気を締めてくれ、また淡い滲みが柔らかさを感じさせます。
錆には淡く滲んでるものから錆が濃ゆく出てるものまで、個体差があります。それぞれの個性を愛でてみてください。
料理を上品に引き立ててくれます
食材の色味が、淡い水面のような表面でよく映えます。透明感のある青はお料理を引き立ててくれ、どんな料理も上品に見せてくれます。
手になじむ器
シンプルな形ながらも、使い込むほど手に馴染んでいく器です。
どのアイテムも安定感のある高台で、しっかりと手に引っかかる作りになっています。
電子レンジ・食洗器も大丈夫!
電子レンジ・食洗器もご使用いただけます。
忙しい毎日でも、気軽に好きな器を使えるのは嬉しいですね。