焼き物の技法について

マルヒロの全商品につきまして、弊社の検品基準に基づいて検品を行っております。
下記の技法別の説明・注意、素材の説明をご確認いただいた上で不良と認められる箇所があれば、返品・交換いたしますのでご連絡ください。
画像はクリックすると拡大します。

石灰釉(せっかいゆう)・色釉(いろゆう)

石灰釉

  • 均一で安定した焼き上がりになることから、量産品に広く使われている光沢があり無色透明な釉薬です。

石灰釉をベースにした色釉

  • 均一で安定した焼き上がりになることから、量産品に広く使われている釉薬です。
  • 石灰釉(透明なガラス質の釉薬)をベースに下絵具や鉱物を混ぜて色を出しています。
  • 一つ一つ手作業で釉薬をかけておりますので、多少の色のバラつきやムラが生じます。予めご了承ください。
  • 一部商品について、色に深みを出すために鉄粉など鉱物を足しています。

流れやすい釉薬

  • 色合や釉薬の流れ方はひとつひとつ異なります。画面上の商品イメージと全く同じ商品が焼きあがることはありませんので予めご了承ください。
  • 釉薬の特徴として上の方は薄く、下の方に濃く溜まりやすくなっております。
  • 年数をかけ少しずつ貫入(表面のヒビ)が生じますが割れる心配はありません。

やわらかい釉薬・色の濃い釉薬

  • 釉薬にも硬度がありやわらかい釉薬には表面に傷がつきやすく、また色の濃い商品は傷が目立ちやすくなっております。ナイフやフォーク等、金属の尖ったカトラリーは傷がつきやすいのでおすすめしておりません。
  • たわしなどの固い素材は避けスポンジなどやわらかな素材で洗ってください。研磨剤を含むクレンザーも傷のもとになるので避けましょう。

色が変化しやすい釉薬

窯変釉(ようへんゆう)

  • 窯の中の火のあたり方や温度、釉薬の成分によって人為的に個体差を表現する釉薬です。中には全く違った色に焼きあがる種類の釉薬もありますが自然の科学反応で出来上がる焼き物の個性を引き出した商品ですので、予めご了承ください。
  • 画面上の商品イメージと全く同じ商品が焼きあがることはありませんので予めご了承ください。

結晶釉(けっしょうゆう)

  • 表面に斑点やきらきらとした結晶が見える釉薬になります。
  • 焼成時の火のあたり具合や温度の違い等によって結晶の見え方や結晶の出る範囲に個体差があります。
  • 釉薬の種類や焼成温度によって表面に小さな凹凸があり染みがつきやすくなっておりますので、目止めやご使用前の器の吸水をおすすめします。

質感や風合いを表現した釉薬

マット釉

  • 表面に光沢のない釉薬です。マットの程度には焼成時の条件によって個体差がでる場合があります。
  • 性質上、ピンホール(小さな穴)がでる場合がありますが、使用上の問題はありません。
  • 表面を顕微鏡で見るとデコボコしているので、表情は豊かで味わいがあります。
  • 使い始めにシミが付くこともありますが、使い続けることで全面に使い艶が付き気にならなくなります。
  • 新聞などのインクや汚れが付着する場合がありますが、ほとんどの汚れは消しゴムで消えます。消しゴムでとれない場合は目の細かな市販のサンドペーパーで擦ってください。
  • 金属のカトラリーを使用すると金属跡(メタルマーク)がつく可能性がありますので木製のカトラリーのご使用をおすすめいたします。

濃度が薄い釉薬

  • 水分が多く、ガラス質の鉱物が少ない釉薬です。
  • 少しざらついた感触の、ややマットまたはマットな質感に仕上がります。
  • 器のふちや凸部分など釉薬が薄くかかる部分は、焦げ目(茶色い部分)が出ることがあります。また、土の種類によっては器全体が茶色や褐色になります。
  • 器の角や溝、内底など、釉薬がたまりやすい部分は釉薬が厚くかかるため光沢がでやすくなっております。
  • 釉薬のかかり具合や窯の焼位置など条件によって光沢の質感に商品の個体差が発生します。

ハーフマット釉・ゆす灰釉

  • 光沢はありますがややマットな質感の釉薬です。釉薬の中にざらざらとしたゆらぎがあり深みのある釉薬です。
  • マットの程度は焼成時の条件や釉薬の厚みなどの違いで個体差がでる場合があります。
  • 性質上、ピンホール(小さな穴)がでる場合がありますが、釉薬の特徴ですので予めご了承ください。
  • 釉薬の“たまり”が出やすい性質があり、釉薬表面に立体感がでます。器の渕や下部分、角など溜まった部分の色が濃くなったり白っぽくなりますが釉薬の特徴としておりますので予めご了承ください。
  • マット系の釉薬は厚くかかりやすい性質ですので、同じアイテムでも少し重くなります。

ゆず肌釉

  • 名前の通り柚子やみかんの皮のような質感があります。
  • 釉薬の濃度によって、表面の質感に個体差がでます。
  • 性質上、ピンホール(小さな穴)がでますが、釉薬の特徴ですので予めご了承ください。

砂や鉄粉を混ぜた釉薬

  • 質感や表情を出すために、土の中や釉薬の中にわざと砂や鉄粉を入れております。
  • 砂入りの商品については、砂の擦れた跡が線の様に出る場合がございますが、風合いとしてお楽しみください。
  • 土の中の鉄分が、焼成により表面に出てきた茶色い粒を鉄粉といいます。鉄粉の量や粒のサイズには個体差があります。

金属や鉱物の成分が多い釉薬

  • 火のあたり具合や焼成温度、商品の形によって一つ一つ表情が異なります。
  • ご使用前にさっとお水に通してからご使用いただくと料理のシミ等がつきにくくなります。
  • ご使用後はすぐに洗浄して、軽く拭いてから自然乾燥してください。(水道水の塩素やカルキの成分が金属と化学反応を起こして、水染みなどができ 落ちなくなることがありますので拭いてから乾燥させることをおすすめしております)
  • 釉薬の種類によっては、お酢やレモンの「酸」に反応して変色することがございます。予防のためにも使用前に濡らしていただくことをお勧めします。

特殊な方法で施釉

コンプレッサー

  • 釉薬をコンプレッサーで吹き付けてコーティングしています。表面に凹凸が生まれ、鉄器のような質感になり表面がざらざらとしてます。
  • 凹凸の程度は個体差があります。

杓掛け

  • 柄杓(ひしゃく)を使って釉薬をかけることで釉薬の流れた模様を出しています。
  • 釉薬の模様や濃度は均一ではありません。
  • 釉薬が薄くかかった部分が焦げる場合がありますが技法の特徴ですので予めご了承ください。
  • 釉薬がたまった部分は盛り上がった状態になっておりますが技法の特徴ですので予めご了承ください。

貫入釉(かんにゅうゆう)

  • 釉薬表面の細かなヒビ模様を貫入(かんにゅう)と言います。陶土と釉薬の収縮率の違いから生じるもので、人為的にできたヒビではありません。年数をかけ少しずつ貫入が生じますが割れる心配はありません
  • ヒビ模様には個体差があります。
  • 表面のヒビから吸収した汁気や油分がシミ、ニオイ、カビ等のもとになることがあります。ご使用の前に「目止め」を施しておくと、生地が吸収したとぎ汁のデンプン質が目をふさぎ、その後のお手入れをスムーズにしてくれます。→目止めの方法はこちら

わら白釉

  • 溶けにくく、施釉の時のムラがそのまま残ります。
  • 白の成分が入っていますので、透明度が無く、石灰釉をかけた時よりも色が白く仕上がります。

無釉(むゆう)

無釉

  • 無釉とは焼き物の表面にガラス質のコーティングである釉薬がかかっていない商品です。陶石や土の素材をそのまま活かした技法です。
  • 新聞などのインクや汚れが付着する場合がありますが、ほとんどの汚れは消しゴムで消えます。消しゴムでとれない場合は目の細かな市販のサンドペーパーで擦ってください。
  • 陶器については表面から吸収した汁気や油分がシミ、ニオイ、カビ等のもとになることがあります。ご使用の前に「目止め」を施しておくと、生地が吸収したとぎ汁のデンプン質が目をふさぎ、その後のお手入れをスムーズにしてくれます。→目止めの方法はこちら

無釉+浸透する絵具

  • 変化しやすい着色技法のため、生地の厚みや窯の温度、気象条件の違いにより、仕上がりに個体差が出やすい商品です。
  • 色味の指定はできません。また、掲載画像の写真イメージとは大きさや窯変の色合いに若干違いが生じます。予めご了承ください。
  • 形状や絵具の種類によって色ムラが出やすいものがありますが、商品の個性としてお楽しみください。

上絵付け

上絵付け/手描き(金・銀・プラチナ以外)

  • 上絵または赤絵とは釉薬をかけて1300℃前後で本焼成、その後生地に絵を描き、さらに800℃前後で焼き付ける技法です。
  • 多彩な色を使い、鮮やかで自由な表現ができます。反面、釉薬の上に顔料があるため下絵付けに比べると耐久性が低くなっています。
  • ひとつひとつ表情が異なり、同じ仕上がりにならないのが手描きのおもしろさです。絵柄や濃淡、タッチに個体差がありますので予めご了承ください。
  • 手描きならではの豊かな風合いを表現するために、絵付けのかすれや濃淡をあえて出す場合があります。
  • タワシや研磨剤のご使用はお控え下さい。上絵が落ちてしまうことがあります。やわらかなスポンジでやさしく洗うようにしましょう
  • 食器洗い乾燥機について、60℃以上での洗浄または、長期間使用すると摩擦で絵具がはがれたり、薄くなる場合がありますので使用しないでください。
  • つけ置き洗いは使用しないでください。

上絵付け/転写(金・銀・プラチナ以外)

  • 上絵転写とは釉薬をかけて1300℃前後で本焼成、その後生地に焼き物用のシール(転写)を貼り、さらに800℃前後で焼き付ける技法です。
  • 絵柄や濃淡に個体差がなく均一です。
  • 和絵具と呼ばれ、プクッとした厚みがありガラス質を多く含む絵具について、絵具の特徴としてピンホール(穴)がでる事がございますが、小さなピンホールは良品としています。予めご了承ください。
  • 多彩な色を使い、鮮やかで自由な表現ができます。反面、釉薬の上に顔料があるため下絵付けに比べると耐久性が低くなっています。
  • タワシや研磨剤のご使用はお控え下さい。上絵が落ちてしまうことがあります。やわらかなスポンジでやさしく洗うようにしましょう
  • 食器洗い乾燥機について、60℃以上での洗浄または、長期間使用すると摩擦で絵具がはがれたり、薄くなる場合がありますので使用しないでください。
  • つけ置き洗いはしないでください。

上絵付け/金・プラチナ

  • やわらかい金属ですので取扱いの際は、強く擦ったり食器同士をぶつけないようにしてください。
  • 絵付した部分について、軟らかいスポンジ以外は使用しないでください。
  • 塩素系の洗剤は黒く変色することがありますので使用しないでください。
  • 電子レンジでは絶対にご使用にならないでください。電子レンジで使用すると、スパークが起こり絵具がはがれる場合がございます。
  • 食器洗い乾燥機では使用しないでください。洗剤に含まれている成分や強い水圧のせいで、絵具がはがれたり、変色したりする場合がございます。
  • つけ置き洗いは使用しないでください。

上絵付け/銀

  • やわらかい金属ですので取扱いの際は、強く擦ったり食器同士をぶつけないようにしてください。
  • 絵付した部分について、軟らかいスポンジ以外は使用しないでください。
  • 塩素系の洗剤は黒く変色することがありますので使用しないでください。
  • 電子レンジでは絶対にご使用にならないでください。電子レンジで使用すると、スパークが起こり絵具がはがれる場合がございます。
  • 食器洗い乾燥機では使用しないでください。洗剤に含まれている成分や強い水圧のせいで、絵具がはがれたり、変色したりする場合がございます。
  • 銀は年月と共に、銀色〜黄色〜茶褐色〜黒色へと表面が変色していきます。空気中の硫化ガスと化学反応し、表面に硫化銀の皮膜を作る“硫化”によるものです。身体に害はありませんのでそのままご使用ください。色が気になる方は重曹、または銀磨きで磨いてください。陶器で出来ていること以外は銀器と同じ扱いになります。

下絵付け

下絵付け/手描き

  • 下絵付または、染付、ゴス絵付けと呼ばれ素焼きした生地の上に絵付をする技法です。絵付した上に釉薬をかけて1300℃前後で焼成しますので、顔料は全て釉薬(ガラス質のコーティング)に被われています。したがって薬品や酸性の食品に侵されたり長期間の使用や擦れで絵柄が剥げたりすることがなく耐久性に優れています。
  • ひとつひとつ表情が異なり、同じ仕上がりにならないのが手描きのおもしろさです。絵柄や濃淡、タッチに個体差がありますので予めご了承ください。
  • 手描きならではの豊かな風合いを表現するために、絵付けのかすれや濃淡をあえて出す場合があります。
  • 絵具の種類によっては、にじみや焦げ、かすれが出るるものがありますが、風合いを出すために意図して使用しています。良品ですので予めご了承ください。
  • 「ダミ」とは呉須で素地に絵付けをするときに、最初に文様の線描きをし、その線描きした輪郭の中を太い筆で塗りつぶす方法のことです。

下絵付け/銅版転写

  • 銅版転写は銅版エッチングを版として、陶磁器用の絵具を和紙に転写、それを素焼きした素地に貼り付け、水をつけた筆などで叩くようにして移し付ける技法です。
  • 絵柄に印刷のにじみ、色抜け、欠け、ズレ、かすれが出る特徴があり、銅版転写ならではの味わいとなっております。不良品ではありませんので予めご了承ください。
  • 絵柄には個体差がありますのでご了承ください。
  • 絵具の種類によっては、にじみや焦げ、かすれが出るるものがありますが、風合いを出すために意図して使用しています。良品ですので予めご了承ください。

下絵付け/イングレーズ転写

  • 釉薬の上にイングレーズ専用のシールを張り付け、高温で焼成することで、絵具が釉薬の中に沈み込み、ガラス質で表面がコーティングされる技法です。表面にツヤがあり、耐久性にも優れているのが特徴です。
  • 個体差がなく同じような仕上がりになります。

下絵付け/パット印刷

  • シリコンゴム製のパッドを押しつけて原版の模様をうつし取り、印刷する方法です。釉薬の下に印刷しますので耐久性に優れています。
  • 絵具が生地に定着するように絵具に糊材を入れているため、濃い色の部分は若干凹になっています。
  • 絵具に濃淡があり、個体差があります。

下絵付け/ゴス判子

  • ゴムのスタンプに絵具をつけ、生地に直接模様をスタンプします。
  • 絵付けのかすれやズレ、色抜けがでる場合がありますが、判子絵付けの特徴として表現しておりますので予めご了承ください。
  • 絵具の種類によっては、にじみや焦げ、かすれが出るるものがありますが、風合いを出すために意図して使用しています。良品ですので予めご了承ください。

下絵付け/サビ巻き・鉄絵・サビ絵

  • 酸化鉄(鉄に生じるサビの成分)を含む絵の具です。焼き物の縁や部分的に入れる場合や、絵柄を描く際に使用されます。
  • 発色は釉の厚みと酸化鉄の含有量によって黄〜褐色〜黒〜茶色と差が出ます。
  • 種類によって、ツヤがあるものマットな質感のものがあります。
  • 濃淡やムラが出やすい絵具になっております。縁の焦げは途切れる事がございます。鉄分を多く含む絵具の特徴ですので予めご了承ください。

かいらぎ

かいらぎ

  • 土の種類によっては中の鉄分が表面に出る場合がありますが、陶器の特徴ですので風合いとしてお楽しみください。また、鉄粉の出方には個体差があります。
  • 水を注ぐと器の表面に斑点のようなシミがでる場合がありますが、これは器が水分を吸水した為で、よく乾かして頂くと斑点は消えます。ただし、ソースや煮汁など色のついた液体はシミになり一度ついてしまうととれませんので、ご使用の前に「目止め」を施してください。
  • かいらぎの特徴として、完全に汚れやシミを防ぐことができません。使い込んだ風合いを楽しんで頂く技法ですので、予めご了承ください。
  • ご使用の都度、たっぷりのきれいな水に浸して十分に吸水させてください。水分が入りにくくなり、カビや汚れの浸水を軽減させます。
  • 金物や硬質な食器類とは、別に洗浄して下さい。欠けや破損の原因になります。
  • 吸水性があるため表面から吸収した汁気や油分がシミ、ニオイ、カビ等のもとになることがあります。ご使用の前に「目止め」を施しておくと、生地が吸収したとぎ汁のデンプン質が目をふさぎ、その後のお手入れをスムーズにしてくれます。→目止めの方法はこちら

粉引き

粉引き

  • 白色のやわらかな土を塗って、透明な釉薬を掛けて焼成したものです。吸水性がある為、使い込むほどに濃淡のしみができるのが特徴です。
  • 金物や硬質な食器類とは、別に洗浄して下さい。欠けや破損の原因になります。
  • 吸水性が非常に高い為、乾燥不十分のままにしておきますと、カビ・しみ・臭い発生の原因となります。
  • 水の中に浸したまま、または油分の強い食品を長時間入れたままご使用になりますと、貫入に浸透し、しみや臭いの原因になります。
  • 表面のヒビから吸収した汁気や油分がシミ、ニオイ、カビ等のもとになることがあります。ご使用の前に「目止め」を施しておくと、生地が吸収したとぎ汁のデンプン質が目をふさぎ、その後のお手入れをスムーズにしてくれます。→目止めの方法はこちら
  • 電子レンジでのご使用につきまして、あたため程度であれば問題ありませんが長時間のご使用やあたためるお料理によっては汚れやシミ、ひび割れの原因となりますのでご注意ください。
  • 食器洗浄機のご使用につきまして、粉引きは欠けやすい商品ですので、食器同士がぶつかって欠けてしまったり傷ついてしまう可能性があるので使用はおすすめできません。 乾燥のみでしたらお使いいただけますが、乾きが不十分な場合、臭いやカビの原因となりますのでご注意ください。

御本手(ごほんて・ごほんで)

御本手

  • 粉引きをして還元(酸素が足りない状態)で焼くと、器全体に薄ピンク色の斑点が出る場合があります。これを御本手(御本)と呼び、安土桃山時代から多くの茶人に愛されてきた技法のひとつです。
  • 御本手は、窯の詰め具合や土、釉薬の原料、還元ガスの量によって出かたが異なります。

薄い食器

薄い食器

  • 薄く作られている為、熱いものを入れてのご使用はお控えください。
  • スチールたわしや磨き粉は使用しないでください。傷がつくおそれがあります。
  • キズやヒビが入った場合は、ただちに使用を中止してください。
  • 器に強い力を加えないでください。破損の原因になります。

成型方法

成形方法/たたら成型

  • 型の上に薄く伸ばした土を置き、手でたたきながら成型していく技法です。いびつな風合いがあり温かみのある形状になります。
  • 手作業による成形の為、ひとつひとつのサイズや生地の厚みに個体差があります。
  • 器に陽刻(凹凸の模様)が入った商品は型から土を剥がす際に凸部分が欠ける事がありますが、たたら成型ならではの表情としておりますので予めご了承ください。

成形方法/手ロクロ

  • 昔ながらの成形方法で、回転するロクロ台に土をのせ生地を伸ばしながら成形していきます。
  • ひとつひとつサイズや形、生地の厚みに個体差があります。

高台

高台

  • 型に生地を流し込む工程において、表面に皺のような線が発生することがあります。不良品ではありませんので予めご了承下さい。
  • 底部分に茶色い点が出ることがございますが、商品の個性としてお楽しみください。

鋳込み口

  • 圧力成形で土を型に流し込む口の部分を「鋳込み口(いこみぐち)」と呼びます。製造工程において出るものになっております。不良品ではありませんので予めご了承下さい。