第1話 「まぐたろう」
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃、、、桃、、! じゃなかった。
第2話 「三匹のコップ」
むかしむかし、あるところに、三匹の子ブタ、、じゃなかった!
さて、三匹のコップは、それぞれ自分のお家をつくることになりました。
第3話 「ボトルとマグ」
むかしむかし、あるところにうさぎとかめ、、じゃなかった!
ある日、ボトルがマグをばかにして「マグさん、あしがおそいね。せかいで一ばんおそいよ。」といいました。
第4話 「まぐの恩返し -前編-」
ある雪の舞い散る日、おじいさん、、、じゃなかった! まぐが山へ芝刈りに行った帰りに沼のそばを通りますと、一羽のツルが罠にかかって苦しんでいました。
第5話 「まぐに仕返し -後編-」
まぐが布を町へ売りに行くと高値で売れました。
娘は夜なべして機を織る、翌朝見事な布が折りあがる、まぐが売る、豪華な食材や物を買う。こんなことが一週間ばかり続き、さすがに娘も疲れてしまいました。
竹内 俊太郎 Shuntaro Takeuchi/ Tokyo
多摩美術大学在学中にフィルムメーカーユニット”woodpecker”を結成する。
その傍らフリーランスのイラストレーターとして活動中。雑誌、CDジャケット、webなどのイラストレーションを手掛ける。
HP:http://www.shuntaro-takeuchi.com/
Instagram:@takeuchishuntaro