HASAMIシリーズ立ち上げからお世話になっている窯元
波佐見町の中でも多くの窯元が集まる中尾山にて、1984年に創業した窯元。マルヒロ社長・馬場匡平の祖父の代からの長い付き合いがある。
「HASAMI」の立ち上げ当初からお世話になっており、それまで作ったことのないような表現に対しても積極的にサンプル製作に協力してくださる。「光春窯社長・馬場春穂さんがいなかったら今のマルヒロはなかった」と馬場匡平は言う。
定番から実験的なアイテムまで。柔軟かつ挑戦的なものづくり
HASAMI SEASON01シリーズのような日常食器から、BARBAR mandalaシリーズ、TRACEシリーズ、Kaneko Cupシリーズといった少し変わったアイテムまで幅広く対応、製造してくれている。
みんな大好き光春窯の社長・馬場春穂さん
光春窯創業者の馬場春穂さん。高校卒業後、京都の老舗「土谷瑞光窯」 へ入社。 焼き物全般の知識・技術を習得し、内2年間は京都市工業試験場に入所し、 焼き物において重要な釉薬の研修に従事していた。
京都での6年間の修行を終えて波佐見に帰郷し「光春窯」を開業した。
通常断られそうな量産には向いていない商品でも「やってみようか」と言って、一緒に商品開発のスタートラインに立って伴走してくれる。本業のほかにも、地域の自治会の仕事も請け負っているため、いつもとても忙しそうだ。忙しいながらも時間を取ってくれ、「妥協はするな」と、とことんものづくりの実験に付き合ってくれる馬場春穂さんのおかげで、マルヒロのわくわくするような商品たちは生まれる。
商品の開発が終わると打ち合わせの回数も減るため、自然と光春窯さんに足を運ぶことが少なくなってしまう。そんなとき「たまには遊びにおいでよ」と春穂さんは言ってくれる。挑戦的なことが好きで、いつでも温かく出迎えてくれる春穂さんは人を惹きつける魅力のある人だ。
アート作品が生まれる場
マルヒロはアーティストとコラボする機会がたくさんあり、作品を制作するときは必ずと言ってもいいほど光春窯にアーティストを連れていく。Boris Tellegenの一点ものの作品や、マルヒロ × Takahiro Yasuda Stones ブックエンド、アーティスト・Hiraparrの作品など、数多くのアート作品が光春窯さんの協力のもと生まれている。
これからも心がわくわくする焼き物を光春窯さんと作っていきたい。