僕らの食器ジャーニー 立石剛的、食器ロマン

昔拾った揺れ椅子。この椅子に揺られながら本を読んだり、考え事をするのが好きです。前の猫(ヤマメ)も今の猫(ウニ)もお気に入りの場所です。

トイレの窓から入る光が好きで、置いたものが愛おしくみえます。

窓の外の景色。朝起きてから白湯を飲んでこの場所に座って瞑想します。

食器棚はなくキッチンの出窓とその上に付けた棚にそのまま積んでいます。

カウンター式のキッチンは人が来た時など料理しながら会話できるので楽しいです。
キッチン台や棚に使用した亜鉛の板の質感が気に入っています。タイルは自分達で貼りました。

加藤財さんの急須
山田洋次さんのスリップウェア
下村淳さんの茶碗
松本優樹さんの5寸皿

音楽家/現代アーティストとして活動しています。
鑑賞者の記憶とそこにある空間とが溶け合うことを目指した音楽と、その音楽がもたらす関係性に注目した作品制作に取り組んでいます。
以前は自身の楽曲でライブをしたり、映画や企業、会場の音楽制作などもしていました。

ピアノやギターや声を使って音楽にしていきます。「聴く」ことを目的とした音楽ではなく、自身との対話が生まれるようなきっかけとしての作品を心がけています。

YouTubeで映像＋音楽作品を公開しています。

「emulsion lens」
視覚＋音楽の作品です。箱型の作品を持ち上げると音楽が流れ出し、目の前の景色が箱の中のスクリーンに過去のように映る作品です。

「emulsion cube」
キューブをひっくり返すと音楽が流れます。5つそれぞれが独立した音楽でありながら、いつ重なっても一つの音楽として成立する作品です。

「またたき」
一方のスポンジにアルコールを含ませ、もう一方に三角形の紙を引っ掛け吊り合っています。
時間の経過と共にアルコールが揮発し、傾きやがて三角の紙が落ちわずかな音を立てる落葉のような現象を表現した時間のオブジェ作品です。

料理人の父親の元で働きながら自分の居場所について考えていた気がします。
その時期にイギリスのカルチャーに惹かれ、お金を貯めて単身でロンドンへ渡りました。
帰国後ロンドンでの経験を活かしながら音楽業界で自身の活動の場を模索していました。

当時は、音楽業界での居場所＝良い曲を書いて売れることだと考えていました。
今は自分の中にあるものと向き合い、それをどう表現し、どこへ置くのかということの先に自身の居場所があるように思っています。
その作品が誰かと共鳴した時、その人にとっての居場所にもなるのだと感じています。

大きさも丁度よく色々な料理に使いやすいです。一人暮らしには汎用性の高い食器が良いと思います。

起きてから白湯を飲んで体を温めます。

朝ごはん：杏入りトースト、地場野菜のサラダ、ゆで卵、バナナ、ナッツをのせたヨーグルト

昼ごはん：アラビアータペンネ(レシピあり)、サラダ

おやつ：バナナケーキ(菓子ら@kashira_works)、ほうじ茶

夜ごはん：チキンのスパイスカレー、じゃがいもとオクラのサブジ、ライタ、パパド、バスマティライスと日本米のミックス、サラダ
妻の得意なスパイス料理

猫ごはん：カリカリ、水

昔姉からもらった座り心地という概念のない椅子。どこにいても目立っています。

よく部屋で流しています。その空間で流れていることに違和感のない音や音楽が好きです。
今は音楽をかけずに過ごすことが殆どです。

銀閣寺の「東山」やSANGAの「TULSI」の香を時々部屋で焚きます。

Wim Wenders「都会のアリス」がまた観たくなりました。
景色のような映画をぼーっと観るのが好きです。

画家の池平徹兵さん。
散歩中に彼の個展に偶然入り、僕の作ったCDをその場で無理矢理会場に流してもらったことが出会いのきっかけです。
お互い作家としての考えを共有し刺激しあえる存在です。