特集

僕らの食器ジャーニー 小室えみ香的、食器ロマン

2023.06.02 (金)

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素敵な人の友だちもきっと素敵な人。

ゲストに次のゲストをリレー形式で紹介していただき、素敵な方々のライフスタイルを紹介していきます。

第9回は、ジュエリー作家の小室えみ香さん(@emika.komuro)です。

HP:https://www.emikakomuro.com/

部屋の中でお気に入りの場所を教えていただきました。

「学生の頃からこつこつと集めた自分の好きなアーティストの本や植物/鉱物図鑑、技法書などを置いている本棚です。真夏に汗を流しながら作った本棚は思い出込みでとても気に入っています」

「リヒターのポスターとRobert Mapplethorpeの写真集。murphのオブジェは最近手に入れたお気に入りです」

食器棚も見せていただきました。「家にはパントリーがあるので、そこの一部を食器棚として活用しています。食器棚として用意されたものではないため、いろいろと考えた末、無印良品のボックスを寝かせて仕切り代わりに。おしゃれさよりも便利さを優先しています。笑」

統一感のあるキッチン。清々しい気持ちで毎日お料理を楽しめそうです。

「窓からリビングが見えて、外の光が入ってくるところが気に入っています。
キッチン周りはおそらく20〜30年前のままで古めですが、住んでいるうちにだんだんと愛着が湧いてきました」

お気に入りの食器コレクションを見せていただきました!

左上:何を載せても絵になる中根楽さんのプレート
中央上:ずっと憧れていた遠藤岳さんの銀色プレート
右上:大浦裕記さんの軽くて優しい形をしたオーバル皿
左下:色合いが良くちょうどいい形の清岡幸道さんの器
中央下:コンランショップで購入した匙
中央下:淡い黄色と荒い土の質感が魅力的な安達健さんの器
右下:毎日使っている加藤かずみさんのカップは色も使い心地も完璧。

義理の母からいただいた、ARABIAのカップアンドソーサー。

Q1. 現在、お仕事はどんなことをされてますか?

工芸・ジュエリー作家として活動しています。
自らの原風景や経験から生まれる、直感より先にある何かを掬い取る様にドローイングにおこし、そのドローイングをインスピレーションにして、平面と立体を行き来しながらジュエリーを制作しています。
作品性の高いジュエリーだけでなく、日常使いのしやすいジュエリーやオーダーメイドの婚約指輪、結婚指輪も制作しています。

東京の自宅の作業机周り。
七宝には欠かせない釉薬を、狭いスペースでもパッと取り出しやすく、また見せるように収納したくて、この棚を作りました。

福岡のアトリエ。奥から火床、七宝炉、釉薬、一番手前は展延ローラー。

周りが緑にあふれていて、作業スペースが広々としているので、制作に没頭できます。

Q2. 社会に出たばかりのころは何をしていましたか?

大学を出てからは、オーダーメイドのジュエリー会社でデザイナーとして働いていました。
会社を辞めた後は作家活動をすることを決めていたので、今は会社勤めでしか得られないものを全て得る時期だと思って仕事をしていました。

同時に、自分が作家になった時の居場所をいつも探していたように思います。

Q3. そのときと今、どんな風に考え方が変わりましたか?

大学を出たての頃は“自分自身について深く探り自己を表現する”ことだけに集中していました。しかし社会人経験を経て、“他人が求めるものに主軸を置いてものを作る”ことも、自己表現に向き合うことと同じくらい大切だということに気づき、考え方が変わりました。

Q4. 初めての一人暮らしにおすすめなマルヒロの食器はありますか?

BARBAR TERRA プレート L

リムプレートが1つあれば、ワンプレートご飯やパスタやお菓子を盛ったりできるので万能だと思います。

Q5. とある日の食卓を見せて下さい!

朝ごはん:
私は雑穀パンが大好きで、パン屋を見かけたら必ず雑穀パンをチェックします。
この日は1つに鶏胸肉・トマト・レタスを挟み、もう一つは塩とmakibi oilをつけて食べました。
三鷹にあるレストラン、Marutaのオイルは薪火の香りがついているので、雑穀パンと相性ばっちり。

昼ごはん:
ずっと苦手だった納豆が最近大好物になり、毎日朝昼晩のどこかで食べています。漬物とキムチと味噌汁も。酵素を多く含む食材を進んで摂る様にしています。

お米は玄米に黒米を混ぜたものをもうずっと食べています。

夜ごはん:
数年ぶりに会う友人が家に泊まりにきたので、いつもより品数多めに晩御飯を作りました。

細いアスパラガスが珍しく売っていたので、ざっと茹でて塩とオリーブオイルで。豆腐で作ったチーズは味がしっかりめなのでおつまみのように。そら豆のワンタンは味が2種類、実家から届いた筍をアク抜きして筍の炊き込みご飯を作りました。

4月だったので、春の食材多めです。

Q6. コロナ禍の巣ごもりでハマったことはありますか?

香りものを少しづつ集めることと、美容。
あと、体を動かすことにハマりました。
もともと体を動かすのは好きで、ゆるくヨガを続けていたのですが、友達とzoomを繋いでストレッチをしたり、筋トレをしたりして楽しんでいました。
そのお陰もあり、今では週1でヨガに通うように。

Q7. 小室さんの偏愛インテリアを教えて下さい。

Louis PoulsenのRadiohus Pendantは愛らしいフォルムながら、端正な佇まいをしているところが大好きです。
夫が建築デザインの仕事をしているので、家の家具はいつも夫が提案をしてくれるのですが、特別このライトはお互いが「欲しい!」となり購入しました。
乳白ガラスが光の角をとってくれて、やわらかく光が広がってくれるので、家に帰ると安心感を与えてくれます。

フランスのピカソ美術館で買ったピカソの描いたドローイングと、糸島の浜辺で拾った枝。

私は山育ちなので、このような地から天へ向かう枝の伸び方が新鮮で、目に入るたびに「なんて美しいラインなの..」と、うっとりとしてしまいます。
こちらはアトリエに飾っています。

ヴィンテージショップで購入したCarl Hansen & Son/Hans J.WegnerのCH24 Yチェアは、オールブラックなところがとても気に入っています。

ブラックのペーパーコードはいつ見ても美しい。
誰かが使っていた痕跡があるのも特別感があっていいです。

Q8. 日々の暮らしに欠かせない音楽はありますか?

その日の気分やシーンよって聞きたい曲が変わるのですが、どんな時でも繰り返し聴いていられるのはPortisheadの名盤Dummy。ほんとに、いつ聞いても痺れるほどかっこいい。

作業中や家にいる時はOlafur Arnalds、Alice Phoebe Lou、Bill Evans、Rickie Lee Jones、HAIM、FKJ、RHYE、Nujabes、TheXX、Tom Mischをよく聴いています。

気持ちを整えたい時はJoni MitchellのBoth Sides Now、LUCAの花摘み歌、Janis IanのJoy。
あと、Charaは昔からずっと大好きです。

Q9. 日々の暮らしに欠かせない香りはありますか?

APOTHEKEのフレグランス類、NONFICTIONのGAIAC FLOWER、ObyFのヘアミルク、PALO SANT。
ウッド系の香りをよく選びます。

NONFICTIONの香水はパッケージも可愛くてとてもお気に入り。

ヘアケア品はレモンバームや柑橘系の香りが好きです。

Q10. 休みの日に観たい映画を教えて下さい。

Wim Wenders「ベルリン・天使の詩」

詩的な脚本と台詞、詩的な映像美。
たっぷりと時間に余裕がある時、嗜むように観たい映画です。

Q11. とある日の生活を教えて下さい。

Q12. 次のゲストを教えて下さい!

大学時代の友人、革靴職人の馬場祐希くんとフォトグラファーの小室野乃華さん夫婦です。
野乃華さんと私は、苗字が一緒なことがきっかけで仲良くなり、学生時代から作品撮影をお願いしています。
馬場くんはスーパー器用なクラフツマン。彼に作ってもらった革靴はずっと大事に履きたい一生物です。

彼らの家は実家の様に落ち着く場所で、いつも美味しいご飯を食べさせてくれるので、ついつい長居してしまいます。

ふたりとも、よろしくね!

お料理初心者でも大丈夫!小室さんにレシピを教えていただきました。

「夕食のもう一品や、お弁当にもぴったりな副菜。
手に入れやすい材料で簡単、そしてものすごく美味しいのでぜひ作ってみてください。
同じフライパンでいいので、たまごとピーマンをそれぞれ別で炒めて最後に和えるのがポイントです」

<材料(2人分)>
⚫︎ピーマン 2個
⚫︎たまご 2個
⚫︎塩こんぶ 適量(5〜8gぐらい)
⚫︎酒 小さじ1/2
⚫︎ごま油 大さじ1/2

A
⚫︎塩 少々
⚫︎みりん 小さじ1/2

<作り方>
1. フライパンにごま油を熱し、ピーマンを炒める。
酒を回しかけ、水気がなくなるまで炒めたら、一度ボウルにうつす。
2. たまごを溶き、Aを入れてよく混ぜる。
フライパンに油を熱し、たまご液を入れて炒りたまごを作って1のボウルにうつす。
3. 1のボウルに塩こんぶを加え、和える。

お好みで白胡麻を振って完成。

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