日本最古の漫画といわれる鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)の絵巻物から、選りすぐりの場面をダイジェストにしてそばちょこにあしらいました。
明治〜大正にかけて波佐見焼の絵付けの主流であった“銅版転写”という技法を用いており、和紙に焼き物用の絵具を印刷し、焼き物の生地に写し取っています。鉄分が多く、焦げやすい絵具を使用することで、線の強弱が生まれ風合いのある雰囲気に仕上げました。
蕎麦猪口大事典 (そばちょこだいじてん)
400年前に誕生し、フリーカップとして現代でも活躍しているそばちょこを、波佐見焼の産地が得意とする多様な技法を活かしてバラエティー豊かに展開しているシリーズです。