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僕らの食器ジャーニー 渡邉紘子的、食器ロマン 〜宙に浮くミカン編〜

2020.12.18 (金)

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「青い花」というお皿を受け取った時、色の美しさに惚れ惚れしました。この青には鮮やかなオレンジ色を乗せたい!と一瞬で思いました。

オレンジ色のもの、、キャロットラペを作って乗せる?なんだか味気ないな。。オレンジ色の塊、、あ!ゼリーを乗せよう。オレンジ色のフルフルしたゼリーを作ることにしたのです。

でも、ただオレンジ色を乗せたいってだけでいいんだろうか。この「青い花」は「空中庭園」というコレクションのお皿だったので、何かを空中に浮かせたくなり、透明の中にミカンを浮かべたゼリーを作ることにしました。

こじつけのようなものですが、作ることに合点がいきました。(合点がいかないと作りたくないのです。)

実際は大皿に乗せた時の方が透明感がわかりやすくて、宙に浮いている様子が伝わりますが、「青い花」の青とオレンジの色のコントラストはやっぱり美しいです。

色の組み合わせで乗せる食べ物を考えるのも楽しいです。

(おまけ1)最近、友人からドイツパンを差し入れしてもらって以来、ドイツパンにはまっています。

しっとりした黒いパンに、クリームチーズとハム、スプラウトを乗せて食べるのが好きなのですが、スプラウトの効果か、庭園に見えたので、「空中庭園」の大皿に乗せてみました。

ヨーロッパに住む日本人の食卓風になり、一気に朝ごはんが華やかになりました。

(おまけ2)スワンの形のシュークリームをデパートで見つけました。ふと、「青い花」の上に乗せて、スワンを泳がせたい!と思ってしまいました。

今回はアーティストの渡邉紘子さんの食器ロマンを探ってみた!

紘子さんが生み出す、布を中心とした軽やかな媒体から繰り広げられる浮遊感のあるキュートで不思議な世界は、見る人の心をふわっと優しく解きほぐしてくれる力がある。

きっとあなたも紘子さんの食器ジャーニーを知ったら、食器の先にあるロマンを求めずにはいられなくなる!

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