名もない職人たちによって生み出された「民藝品」。
彼らが庶民の生活道具のためにつくった民藝品には「用の美」があります。
波佐見焼は約7割が手仕事でつくられています。
型を彫ったり、釉薬をかけたり、石膏型での成形の際にでるバリ線を消すのも手作業。
大量生産のために分業制が発達し、機械生産による部分が多いと思われがちですが、
波佐見には職人による手仕事がまだまだたくさん残っています。
「RAMEN BOWL」は「民藝」の意味を問い直す器です。
現代における「民藝」とは何なのでしょうか?
波佐見の職人による、多くの人に使われるためにある器。
今回、5つの窯元に依頼し、それぞれが得意とする技法を用いて柄を付けていただきました。
浅めの鉢でシンプルな形状は、和・洋問わず食卓に馴染みます。ラーメン鉢として使っても、煮しめやサラダを盛り付ける盛り鉢としてもご利用いただけます。
家族の食卓で使う器にも、1人暮らしで毎日使う器にもなる。どんな人にも寄り添ってくれる生活道具です。