サビ十草 反り湯呑

サビ十草

クラシカルなのにモダンなかっこよさ。丸みを帯びたフォルムと、日本古来の「十草柄」を丁寧に手描きされた素朴な風合いが特徴のシリーズです。

十草（とくさ）とは縦縞模様の事を指し、木賊（とくさ）がルーツ。
まっすぐに伸びるその姿から、成長や繁栄を願う験担ぎとして江戸時代から愛される文様です。

鉄分の多いサビ絵具を使って手書きで引かれた線は一本一本に強弱があり、風合いを出すために生地に砂や鉄粉が混じっています。それによって、あたたかみのある仕上がりで他の器にはない独特な手触りもお楽しみいただけます。

生地に混ぜ込まれた鉄粉により、黒点があらわれます。
焼成した際の焼きムラなども、土ものならではの「表情」としてお楽しみください。

「御本手」という技法により薄いピンクの斑点がでる場合がございます。詳しくは注意事項をご確認下さい。

手に馴染む大きさの湯呑は、磁器に比べて厚めに成形されているため、熱いお茶も冷めにくく、白化粧のやわらかな色にお茶が映えます。

しっかりとした厚みや高さのある高台で、安定感があります。

お酒用のカップや、小さなお子さま用のお茶碗、汁碗としてお使ったり、観葉植物を植えてインテリアとして飾るのもおすすめです。

粉引きの器は『育てる器』といわれ、上手に使い込んで変化を感じることができます。扱いには少々手間が必要ですが、大切にお使いいただくことでその器の個性が引き立ちます。

ラッピングも多数ご用意しております。ぜひご利用下さい！