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食器をじさん 第2回 「 有田屋 de ちゃんぽん! 」

2018.06.11 (月)

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「食器をじさん」は、おじさんがマルヒロの食器を持って飲食店へ行き、実際に使ってみた感想をお伝えするとともに、地元の飲食店を紹介していく企画です。

第2回は、波佐見町にある老舗店「有田屋」で「ちゃんぽん」をいただきま〜す!

マルヒロの社員食堂で食器えらび

有田屋のちゃんぽんに合うお皿は何だろうな?
今回はマルヒロの商品の中でも深さのある、<いろは平丼>と<ブロックマグジャンボ>(2018年冬発売開始予定)をチョイス。

(写真左) ブランド:BARBAR アイテム:いろは平丼 素材:半磁器 ¥3,850(税込)
(写真右) ブランド:HASAMI アイテム:ブッロクマグジャンボ 素材:磁器 

いざ、有田屋へ!

有田屋に到着!マルヒロから車で10分、歴史を感じさせる木造2階建てのお店。なんと築100年近くなのだとか。

懐かしさを感じさせる店内。BGMはかかっておらず、静かな雰囲気がとても心地いいです。

店内のあちこちに店主好みの置き物やポスターが飾られてあり、料理ができるまでの間それらを見て楽しむのもおすすめ。

さっそくちゃんぽんを注文!!

メニューを見ると、ちゃんぽん以外にも皿うどんに親子丼…なんとも目移りしてしまいそうなラインナップですが、有田屋にお越しの際はぜひ有田屋特製ちゃんぽんをお試しあれ!

※ちなみに2番目のおすすめは皿うどん。ゆずごしょうの効いたあんにちゃんぽん麺が絡んで絶品!

マルヒロの食器にまさかの刺客が・・・

ちゃんぽんきましたよー!おいしそ〜♡
と思いきや、あれれ???奥に見覚えのない器がひとつ・・・

そうなんです!第2回食器をじさんでは、マルヒロの器だけではなく特別ゲストをお呼びしております!

長年、有田屋のちゃんぽんと共に歩み続けている、その名も<有田屋のどんぶり>です!!!

果たして、チームマルヒロは有田屋のどんぶりに勝つことができるのだろうか・・・
早速、器の使用感を比べてみましょう!

食器の使用感やいかに!?

まずはマルヒロ食器より、<いろは平丼>でいただきまーす!

透明感のある野菜ベースのスープが有田屋ちゃんぽんの特徴。具材は肉と魚を使わず、野菜と練り物のみ。あっさりとした味わいで、野菜の甘みが引き立ちます。

マルヒロ食器の中でも、大きさと深さがある<いろは平丼>。スープを飲むときは両手でしっかりと支えられる安定感があります。

器のふちがななめにカットされているので飲み口が最高です!

<いろは平丼>のグレーがかった色合いと、日本の伝統色である青い呉須色が落ち着いた雰囲気を感じさせますね。

次に、HASAMI season1より2018年冬に発売開始予定の<ブロックマグジャンボ>でいただきます!

深さがあるため、実は見た目以上にたっぷりお料理が入るんです。他の2つの丼に比べてちゃんぽんが少なく見えますよね。

丼なのにマグカップ型で器の底が広い形状のため、相当な安定感とチャーミングさが感じられますね。

しかし!実際に取っ手を使ってスープを飲んでみると想像以上に器が重たい…。ちゃんぽんの入った<ブロックマグジャンボ>を片手で支えるのは男性でも大変なことが発覚!

器自体にかなり重厚感があるので、<ブロックマグジャンボ>は持ち上げて食べる必要のある料理には向いていないようです。

果たして<ブロックマグジャンボ>にベストマッチな料理は何なのでしょうか?こちらはまた今後探していきたいと思います。こうご期待!

さあ、いよいよ<有田屋のどんぶり>が登場です!
さすが、長年お店と共に歩んできたどんぶり。風格がありますね。

早速、<有田屋のどんぶり>でちゃんぽんをいただきまーす!

どんぶりから漂う雰囲気といい、ちゃんぽんの食べやすさといい、もう有田屋のちゃんぽんには有田屋のどんぶりが一番合いますね。「やはり…」という感想しか出てきません。

今回の食器をじさん、残念なことに<いろは平丼><ブロックマグジャンボ>、完敗です。涙

〜 「有田屋」 のご紹介 〜

今回、ご協力いただいた有田屋のお母さん。息子さんと2人で有田屋を経営されています。

「波佐見町なのにどうして有田屋?」と疑問に思われた方のために少し説明を。
その昔、波佐見町のお隣である有田町でお母さんのおじいさんが造り酒屋を営まれていたのですが、波佐見で飲食店をすることになり、もともといた場所の「有田町」からお店の名前を考えたそうです。

バブル時代にはお店の目の前の道路の拡張に伴い、お店の建物を取り壊す話もあったそうですが、その時代を乗り越え、約100年の歴史がまだここに残っています。

波佐見町に来たらぜひ訪れてほしい場所です。ぜひお越しあれ!

おまけ・有田屋のちゃんぽんはそのままの味を楽しむのが通

長崎ちゃんぽんの楽しみ方のひとつとして、「ソース足し」があります。
その名の通り、ちゃんぽんを食べている途中でウスターソースを少し足して、味の変化を楽しむ食べ方です。

しかしながら、有田屋のちゃんぽんは「ソース足し」をする必要がありません。なぜなら、有田屋ちゃんぽんのスープは野菜ベースのシンプルな味付けにも関わらず、ずっと飲んでも飽きない「うまみ」が凝縮されているから。

「長崎ちゃんぽんはソースをかけるのがおいしいっちゅう人もおるけど、うちのちゃんぽんはソースをかけずにそのままの味を楽しんでほしいね。スープに十分、味があるからね」

有田屋のちゃんぽん、親しみ深い店主の方、お店の懐かしい雰囲気。「ここでしか味わえない時間」が有田屋にはあるような気がします。

さあさあ次回は食器をじさん、どこに行こうかな?第3回もお楽しみに〜!!!

『有田屋』
〒869-3701長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷1441
TEL:0956-85-2136
営業時間:11:00~20:00(14:00から中休みのため、電話で問い合わせてください)
定休日:不定休
駐車場:専用駐車場なし     

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