<いろは>
江戸時代、長崎県波佐見町で作られていた庶民の磁器食器「くらわんか碗」。高価な磁器を庶民が使えるように、様々な工夫を凝らして安く提供していました。その頃の文様をあしらい、くらわんか碗の親しみある素朴な風合をイメージしたシリーズです。
グレーがかった白磁に簡略化した呉須の模様が特徴です。
あたたかみの残る筆跡やのびのびと描かれた絵柄は、手描きでしか出せない味わいがあります。鉄分が多く少し焦げやすい絵具と、絵具をにじませる釉薬、縁には茶色いサビ絵具を使用しているので、表情が豊かで風合いのある仕上がりです。
鮮やかで力強い「青色」が和菓子を引き立ててくれます。
・いろは 小皿 1,320円(税込)